OSS-ECALとは、電子部品抽象化レイヤのオープンソースソフトウェア( Open Source Software for Electronic Components Abstraction Layer)の略称です。OSS-ECALは、電子部品のソフトウェア開発の効率化および電子部品の利用性向上を目的としたソフトウェアレイヤであり、電子部品の特徴に合わせたソフトウェアインタフェースを有しています。
特徴
- 電子部品の標準インタフェース(API)
- 各電子部品の特徴に合わせた汎用的なインタフェース(API)
- 電子部品の組み合わせに対応
- HALをラッピング
- 各MCUメーカのHALに対応
HALサポート一覧
OSS-ECALは、多くMCUメーカ/BoardメーカのHALに対応しています。引き続き、ユーザ様のニーズに合わせHALサポートを拡大して参ります。
HAL提供メーカ | HAL |
---|---|
Arduino | Arduino 1.8.6 |
ARM | Mbed 6.17.0 |
Infineon | ModusToolbox HAL Cat1 2.4.3 |
NXP | MCUXpresso SDK iMXRT1051B_1052B ksdk2_0 |
Renesas | SSP 2.4.0 |
STM | STM32Cube FW_F4 V1.27.1 |
NXP (AUTOSAR) | MCAL (開発中) |
Debian Project (Linux) | Debian v2022.04 (開発中) |
ニュース
- 24xx256 seriesのOSS-ECAL提供開始24xx256 series(24AA256, 24LC256, 24FC256)のOSS-ECAL提供開始しました。24xx256 series(24AA256, 24LC256, 24FC256)は、Microchip Technology製の32,768words × 8 bitsのEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read-Only Memory) chipです。
- AT24C08CのOSS-ECAL提供開始AT24C08CのOSS-ECAL提供開始しました。AT24C08Cは、Microchip Technology製の1,024words × 8 bitsのEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read-Only Memory) chipです。 MCUインタフェース : I2C
- CAT24C512のOSS-ECAL提供開始CAT24C512のOSS-ECAL提供開始しました。CAT24C512は、onsemi製の65,536words × 8 bitsのEEPROM (Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory) chipです。 MCUインタフェース : I2C
- MB85RC256VのOSS-ECAL提供開始MB85RC256VのOSS-ECAL提供開始しました。MB85RC256Vは、富士通セミコンダクターメモリソリューション製の32,768words × 8 bitsのFRAM (Ferroelectric Random Access Memory) chipです。 MCUインタフェース : I2C
- OSS-ECALサイト オープン2024年3月21日、OSS-ECALサイトをオープンしました。 OSS-ECALサイトは、OSS-ECサイトから大幅にリニュアルしたサイトです。電子部品用OSSの提供および組込み技術ノウハウの提供を行ってまいります。
本サイトは、当社の特許第669456号に基づいて提供しています